学校ブログ
1.17追悼集会
1995年1月17日(火)午前5時46分 今から28年前に起こった阪神・淡路大震災 追悼集会を
行いました。当時、潮見小学校の調理師として勤務されていました山本加代先生はこの大地震で
亡くなられてしまいました。とても悲しいことです。追悼集会では「黙祷」をすることで、全校
児童、教職員でご冥福をお祈りしました。震災のことを忘れてはいけない・・・風化させてはい
けないという思いから、校長室に祈念碑として置かれています。
黙祷の後、芦屋市教育委員会の田淵先生より、オンラインで「当時の芦屋の様子や今、自分たち
が出来ること」と題してお話をしてくださいました。
「今を精一杯生きること」「自分にできることで誰かの助けになることをしてほしい」そして
「命を大切にすること」を。
子どもたちは真剣にお話をきいて、自分の頭で考えていました。
その後、各クラスで防災の授業を行いました。6年生のあるクラスでは、
「自分だけの非常持ち出し袋をつくろう」ということで各家庭から実際に持ってきた
防災グッズを友達同士で見せ合い、意見交換をしながら災害時における行動について話し合って
いました。
阪神・淡路大震災を語り継ぐ
1月12日(木)の1時間目、3時間目、4時間目に「阪神・淡路大震災を語り継ぐ」と題して6年生の子どもたちに
授業をしました。授業の最初に亡くなった方々の名前がぎっしりと書かれた新聞を見せました。「えっー」思わず驚
きの反応をしました。亡くなった方々6,434人という知識はあっても、その多さであったり大変なことだなあと
実感することができたのではないかと思いました。また、当時の写真、当時の映像も交えて話をしました。とても真
剣に聞いてくれました。
震災当時、私は精道小学校の新任教師として勤務していました。まさかこのような大地震がきて、こんなにも多くの
尊い命が奪われるなんて想像もしていませんでした。そして初めてのクラス、初めての教え子が亡くなること
も・・・
誰かに何かしたわけでもなく、普通に楽しく過ごしていたのに、突然の大地震で命を落としてしまうことになるなん
て考えただけで、今でもつらい気持ちになり涙が出てきます。また、突然、大地震で親友をなくした子どもたち(今
は大人ですが)は、今でも当時遊んでいた様子を鮮明に話します。忘れることなんてできません。心に深い傷を負っ
ています。昨日まで遊んでいた友達が、なくなってしまう気持ちを考えたらどうだろう・・・
6年生の子どもたちには、自分の命、まわりの友達の命、そして身近にいる家族の命を大切にしてほしい。
そして、この地震のことを知って、追体験したことを、どんなことでもいいので、少しでいいから語り継いでほしい
と話しました。
新年 書きぞめ
体育館に長い半紙用下敷きをしいて、学年ごとに書き初めをしました。気持ちを新たに字に心を
こめて、思い思いの「書」を行なっていました。
このような長い半紙用下敷きは、あまり見かけません。
潮見小独自のものでしょうか。
1月 読み聞かせ 4年生
図書ボランティア「たまてばこ」さんより、子どもたちに向けて
絵本の読み聞かせをしていただいています。今年度は、コロナ禍ということもあり、月1回です。
1月は4年生です。朝の読書タイムを利用して行ないました。子どもたちは、本の世界に引きこ
まれるように、静かに聞いていました。未来のことや干支など新年にちなんだテーマのお話を選
書してくださいました。
3学期がスタート 新しい年を迎えて
1月10日(火)3学期の始業式を行いました。子どもたちは、久しぶりに友達と会うことができて
喜んでいる人が多かったように思います。式の中で、書き初めでかいた「絆」の話をしました。
「人はお互いに助け合って生きている。また、誰かのために仕事をし、みんなが気持ちよく生活
できるような社会を作っている。子どもたちにとっての身近な社会は学校であり、クラスであ
る。誰かのためになることで、自分にできることがあれば、ぜひ、進んでしてほしい。そうする
ことで、お互いが助け合い、関わり合い、友達同士の絆を深めることで、誰もが過ごしやすい学
校・クラスを作ってほしい」と。
ある1年生の教室に入ると、多くの国の言語で挨拶をしていました。
ある2年生・3年生・4年生の教室では3学期のめあてを考え、丁寧な字で書いたり、担任の先生から3学期のお話を聞いたりして、落ち着いた雰囲気で過ごしていました。
ある5年生の教室では3学期の学校生活をうまく回すための当番活動の役割を
決めていました。
ある6年生の教室では冬休みに過ごした話をグループごとにしていました。
サイコロの出た目で「出かけたこと」のようなお題があり、そのことで交流をして楽しんでいま
した。